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「ろばを売りに行く親子」という
イソップ寓話があります。
ろばに乗らず、歩かせていると、
「せっかくろばを連れているのに、
乗りもせずに歩いているなんてもったいない」と
通りすがりの人に言われた父親は
息子をろばに乗せます。

次に
「若い息子がろばに乗り、
父親を乗せなさい」と
また通りすがりの人に言われ、
父親がろばに乗り、息子に引かせます。

そしてまた

「自分だけ楽をして
子供を歩かせるとは、悪い親だ」

と言われ、ふたりでろばに
乗ることにしました。

すると二人も乗って
ろばがかわいそうだという人があらわれ、
ろばが歩かなくていいように、
1本の棒にろばの両足をくくりつけ
2人で担いで歩くことにしました。

ろばは苦しがって、橋の上で暴れだし、
川に落ちて流されていきました。

というイソップ寓話、
人の意見ばかり聞いて、
自分の考えがなければ、
ひどい目に遭うという戒めです。

が、イソップ寓話には
「フクロウと鳥たち」というのが
あります。

物知りのフクロウに
アドバイスをもらったのに、
馬鹿にして無視した鳥たちは
のちにひどい目に遭うというお話です。

同じイソップが正反対のおはなしをつくり
子供を混乱させそうです。

この人の意見はきいたほうがいい、
この人のは無視したほうがいい。

これは実にむつかしい判断です。

いまだにわからないので、
宇宙人は笑われるだけの
人生なんだろうと思います。




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湖の畔で木を切っていた
正直者の木こりが、誤って
斧を湖に落としてしまいました。
困っていると湖から
金の斧を持った女神が現れ、

金の斧銀の斧
↑PCからお借りしました。

「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?」
と尋ねました。
正直者のきこりが違うと答えると、
女神は次に銀の斧を拾ってきましたが、
きこりはそれも違うと答えました。

最後に鉄の斧を拾ってくると、
きこりはそれが自分の斧だと答えました。

女神はきこりの正直に感心して、
金銀鉄3本すべての斧をきこりに与えてくれて、
正直者は大変得をしたのでした。

それを知った他のきこりは、
わざと斧を湖に落としました。

女神が金の斧を拾って同じように尋ねると、
そのきこりはそれが自分の斧だと答えました。

女神はうそつきの木こりに腹を立てて
そのまま湖の底にかえってしまい、
きこりは自分の斧を失いました。

神様は正直者を助けて下さるが
嘘つきには厳しいというイソップ寓話です。

子供の頃に読んで、
嘘つきの木こりは
なんて悪いやつなんだと
思ったものでした。

この木こりの嘘は悪意の嘘です。
「嘘も方便」の仕方のない嘘ではありません。

しかし永年使っている斧は錆びつき
そのため仕事がはかどらず
さりとて新しい斧を買う金はない。

それどころか、

雨漏りのするぼろ家に帰れば
10歳をかしらに乳飲み子までの
貧乏人の子だくさん。

鉄の斧を購入した時の
ローンもあと10年残っていて、
妻は産後の肥立ちが悪く
寝込んでいる・・・・

という状況だった可能性も
排除できないのではないかと、
年寄りになった今、思います。

女神は嘘つきの木こりに
なぜ嘘を言ったのかを問いただし
生活状況なども考慮したうえで
せめて木こりの鉄の斧だけでも
返してやるのが
神様としての道ではないか?

斧がなければ仕事ができない。
妻子を養うため
本格的な犯罪に手を染める可能性が
ないとはいえません。

最近、神も仏もないような
残酷な事件が頻発している中で
宇宙人は思ったのでした。




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喉がカラカラに渇いているカラスがいました。
一つの壺を見つけ、
水が飲めると喜んで飛んで行来ましたが、
壺には、少ししか水が入っていないので、
クチバシを壺に入れても水に届きません。
さて、カラスはどうしたか?

水分不足の熱中症で干からびて
死んだのでしょうか?

いえいえ、そうではありません。
カラスは石を集め、
一つ一つクチバシで壺に入れて
水の嵩を増やし
水を飲むことができたのでした。

このイソップ童話の教訓は
工夫をして努力を続ければ、
必ず、思いは達せられるということですが、
誰でもが工夫をできるとは限りません。

カラスは非常に頭のいい生きものです。

随分前のことですが、
神社でお賽銭が盗まれる事件があり、
神社は監視カメラを設置しました。

カメラに映っていたのはカラスで
器用に賽銭箱から小銭を取り出し
自動販売機にお金を入れてお菓子を取り出し
食べていたのでした。

頭のいい人が工夫努力して成しえたことを
凡人にもあてはめようとするので、
凡人は、努力が足りないとか言われて
悲しい思いをさせられるのです。

凡人に工夫を求めるのではなく
賢いカラスにご褒美を上げるという
方向に話を持っていきましょう。

カラスは頭がいいのに、
不当な扱いを受けています。

上越新幹線には「とき」
東北新幹線には「はやぶさ」
九州新幹線には「つばめ」とあるのに、
「からす」はスルーされています。

是非、北海道新幹線開業時には
新幹線「からす」を
検討してあげてほしいものです。




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tag : カラスと水差し(イソップ寓話より)

オオカミ少年

羊飼いの少年がいました。
毎日退屈だから、
村の人たちを
驚かしたら楽しいだろうと思いました。

「オオカミが来たぞ==!」

すると村の男たちが
釜や斧を持って、
大勢やってきました。

慌てている姿を見て、
少年は面白くてたまりませんでした。

何度も何度も嘘をつくと、その都度、
男たちは大慌ててやってきました。

しかしある日、本当に
オオカミが来たとき、

「オオカミが来たぞ==!」

少年がなんど叫んでも
誰も来てくれず、

オオカミは羊を
全部食べてしまい、
次に、少年に向かって
飛びかかってきました。

危うし!少年!


嘘をついたら
誰も信用してくれなくなるという
戒めですが・・・・


同じウソばかりだから
だれも信用してくれなくなったのだ!

そう思った少年は一段と
大声で叫びました。

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「壇蜜が来たぞ====!」

興奮した村中の男が
一斉に飛び出してきたため、
驚いたオオカミは
山に逃げ帰ってしまいました・・・。


ともかく、正直が一番大切ですね。


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テーマ : 読み聞かせ - ジャンル : 本・雑誌

tag : オオカミと少年 イソップ童話

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