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NHK朝ドラ「花子とアン」では
だんだんと戦争の足音が近づき
飼犬のテルが連れていかれました。

これは村岡花子さんの
実際のはなしです。

今日の椋鳩十の「マヤの一生」も
椋鳩十さんが飼っていた犬の
本当のお話です。




マヤは椋鳩十さんが飼っていた
犬の名前です。

マヤは熊野犬でした。

熊野の狩人達が
狩りに使った中型犬です。

マヤは熊野から汽車に乗って
椋鳩十さんの家にきました。

前半は三人の幼い男の子たち、
鳩十さんの息子さんとの交流が
描かれています。

平和な日々です。
しかし戦争の陰が忍び寄り
食料の乏しいこのご時世に犬を
飼っているとは贅沢だ、
犬を種畜場の広場に連れて来るように
通知が来ます。

お国のために犬を供出させられるのです。

朝ドラ前作でもお寺の鐘を
供出する場面がありました。

犬は主に兵隊さんの毛皮確保のために
集められたのでした。

兵隊さんと共に闘う軍用犬・・
とは表向きで
家で飼われていた家犬が急に
軍用犬として通用するはずがありません。

椋鳩十さんは断固として拒否し続け、
やがて村の中で供出されずにいる犬は
マヤ1匹になりました。

戦況は厳しくなるばかり。

そんな折、
近所で飛行機の墜落がありました。

特攻隊として飛び立った飛行機に
不具合があり引返す途中、
墜落したのでした。

乗っていたのはまだ10代の少年です。

燃え上がる炎の中に少年が見えます。
しかし誰も助けだすことができません。
そんな時、
思いもよらぬ言葉が聞こえてきました。

「少しの飛行機の故障で
引返して来るからこういうことになる。
臆病者め。天罰じゃ」

その翌日のことです。
椋鳩十さんは
近くの村に用事があり留守でした。

その間に役場の人が来ました。

「少年兵が死んでいったのを
見ただろう。
みんなお国のために命をささげている。
犬1匹でこれほどやっかいをかけるのは
どういうつもりだ!」

大変な剣幕で言われ
夫が帰るまで待ってほしいと言う、
鳩十さんの奥さんの願いも虚しく
結局奥さんがマヤの首に縄を掛け、
二男と三男が
広場まで連れていくことになりました。

何も知らないマヤは
散歩だと思い大喜びです。

しかし広場についてマヤは察しました。

犬の血の匂いが
地面に染みついていたのでしょう。

太い棒を持って近づいてくる男に
とびかかろうとした時、

「なわを離すな!離したら承知しないぞ!」

男は幼い子供の目の前で
マヤは撲殺されました。

次男と三男はその後
熱を出し寝込んでしまいます。

実際のお話はここまでだったようです。

しかし物語りは少し違います。
マヤはその場では死なず
家まで帰ってきます。

そして次男の匂いのするげたに顎を乗せ、
冷たくなっていた・・・・

で、「マヤの一生」は終わります。

このお話を書くまで戦後20年を要しました。

椋鳩十さんは20年間、マヤのはなしを
書けなかったのです。

犬は決して人間を裏切りません。
しかし人間は戦争をして
簡単に多くの命を奪います。

悲しいことです。




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tag : マヤの一生、椋鳩十

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